まぐろの
プロフェッショナル
として
YAMABISHIYAは、山菱水産が営むオンラインストアです。
1977年、福島県いわき市でまぐろの卸問屋・山菱水産は生まれました。
愛称は「まぐろの山菱」。
元々のはじまりは、江戸時代から続く漁船漁業で、
まぐろ漁船の操業は明治時代にさかのぼります。
今から約20年前に網元としての歴史は閉じましたが、
長い年月の中で培った経験や知恵、
世界の漁場や生産者とのネットワークを財産に、創業50年、
良質なまぐろの仕入れと、ものづくりへの思いを紡いできました。
今では日本じゅうのスーパーマーケットや生協、飲食店で
山菱水産の製品を扱っていただいています。
おいしいのひみつ1
まぐろへのこだわり
まぐろ遠洋漁業に携わり、長くまぐろと関わってきた
わたしたちは、「まぐろを見抜く力」には大きな自信をもっています。
世界中の漁場の情報をつかんで仕入れたまぐろを選別するのは、熟練の目利き。
創業当時から選別を担う大ベテランで、
「まぐろを1本見れば、その船の設備や乗組員の技術も判断できる」というほど確かな目をもっています。
彼が率いるプロフェッショナルたちが、良質なまぐろをさらに鮮度で7段階・脂ののり具合で10段階、計70種類に分類します。
おいしいのひみつ2
ものづくりへのこだわり
わたしたちの生産工場では鮮度と安全を守るため、最新鋭の設備を採用し、作業の効率を最大限に高めています。
選別されたまぐろは、一次加工の工程で解体されます。
大きな冷凍まぐろを、まずは頭から尻尾まで縦にカット。まっすぐではない背骨の状態を見抜いて、
切断機で真っ二つにするには高い技術力が必要です。
筋や血合、小骨は工員たちが手作業で取り除き、お造りや中落ち、たたきなどに加工していきます。
効率のよさに加えて、工場で大切にしていることが、工員たちのチームワークです。
声を掛け合い、話し合い、食べる人の笑顔を思いながら、自分たちが目指す「おいしい」を求めて力を合わせています。
おいしいのひみつ3
安心へのこだわり
清潔は「おいしい」の第一歩。特に主に生で食べられるまぐろは、鮮度と安全性が絶対条件です。
工場内の衛生を徹底し、清掃や掃除用具の手入れ、手洗い、消毒の仕方もしっかり共有しており、現場はいつもピカピカです。
もちろん商品の生産過程の管理もしっかりと。対米輸出水産食品に必要な「FDA・HACCP」とEUへの輸出が可能になる「EU・HACCP」を取得し、食品の生産で起こりうるあらゆる危険に対策しており、生産や衛生に対する社内全体の意識向上にも、おおいに役立っています。
このような生産体制が評価され、衛生への要求が非常に高い海外の量販店との取引も行っています。
おいしいのひみつ4
保管へのこだわり
数ある食材の中でも、まぐろは保存環境がとても大切。
まぐろの保管といえば−60度の超低温冷蔵庫というのはよく知られています。
一方で、超低温の大型の冷蔵庫は環境への負荷が問題です。
山菱水産の超低温冷蔵庫は、フロンガスを一切使わない空気冷凍システム「パスカルエア」を搭載しています。
地球環境への負荷がない空気が冷媒で、従来の冷凍システムよりも最大60%の省エネが叶えられました。
加えて大風量のクーラーファンや霜取りの必要がないので、原料や製品を高品質のままに保管できるのです。
さらに−60度の冷気のロスを防ぐため、保管と管理に携わる従業員たちは、緻密な計算をしながら効率的な扉の開閉に努めています。
おいしいのひみつ5
お客様との
コミュニケーション
わたしたちは、商品を食べたお客さまの声を聞く機会を大切に考えています。
例えば生協組合員様向けの学習会。原料や商品づくりの背景を説明したり、
商品の試食のときにいただく貴重な意見や感想は、生産の現場や開発担当へフィードバック。
まぐろのプロの知見を礎に、現代の味覚や趣向に合わせた商品開発に役立てるため、
今日も社内のテストキッチンでは、スタッフたちが試行錯誤を繰り返しています。
YAMABISHIYAでも、お客さまからの声をお待ちしています。
YAMABISHIYAが目指すこと
時代は変わり、食のスタイルも変化しました。
しかし、いつの世も家で食べるごはんには、
何ものにも変えがたい力があります。
うれしいハレの日に、
いつものおだやかな夕飯に、
ちょっと落ち込んでしまったときも。
家族でおしゃべりしたり、
友人たちと集まったり、
ひとりでくつろいだりしながら。
さまざまな食卓のシーンに、
わたしたちがつくる「おいしい」を
お届けできれば幸いです。
どうぞ末長くお付き合いください。